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メキシコ現地採用の求人でチェックしておきたい10項目

初めてのメキシコ現地採用での就職を考えている場合、何に重点をおいて職探しをすればいいかわからないですよね。せっかく就職したのに合わずにすぐに転職なんてことにならないよう、職探しの時点で押さえておきたい条件をご紹介しようと思います。

※当まとめは自分がメキシコで働いていたころの記憶をたどっているものです。現在は日本在住のため、現地にもっと詳しいかたの現在の情報などいただけると嬉しいです。追記や修正もしていきたいので間違っている部分の指摘などもお待ちしています!

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1. 勤務地

【首都メキシコシティ】

都会が好きな人には向いているかもしれません。求人は比較的少なく、給与相場も地方都市に比べると低め。家賃などの物価も地方に比べて高いので、安全なエリアで余裕のある一人暮らしというのは厳しいかもしれない。

【バヒオ地区、アグアスカリエンテス】

ここでいうバヒオ地区とはメキシコ中部の都市サラマンカ、イラプアト、シラオ、レオン周辺。自動車産業が盛んで日系企業もたくさんあるので仕事を見つけやすい。日本人が多く住んでおり、レオンには日本領事館や移民局などもあるので何かと生活が便利なはず。治安も比較的落ち着いているが、日本人の増加にともなって犯罪が増えているという傾向にもあるようだ。

【その他地方都市】

サカテカス、グアダラハラ、モンテレイ、サンルイスポトシ、ケレタロなど。バヒオやアグアスに比べて日系企業は少な目だけど求人はあるようです。また、巨大な日本人コロニーの存在をあまり感じないので、地方都市ならではのメキシコの魅力を感じながら、現地に密着した生活が期待できそう。ただ、モンテレイなどの国境付近の町は治安が良くないので注意が必要。

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サカテカスの街並み(標高が高くて空が近い!)

2. 希望給与額の考え方

スキルや経験によって考慮されるところが多く求人欄の給与額を見ても幅があるが、自分でもある程度の希望額をもっておきたいところ。

メキシコでの就職経験なし、なおかつスペイン語のスキルもまだ少なめでメキシコ生活も初めて。とにかくメキシコでの仕事経験をつみたい、スペイン語のスキルを上げたいといったことを重視しているのなら額面で15000〜20000ペソぐらいを目安にしていました。

スペイン語バッチリだし特殊なスキルと経験も何かしら持ち合わせている、海外生活も初めてじゃないっていうレベルなら最低30000ペソぐらいで考えてよいかもしれません。家賃などの物価が安い地方都市では余裕のある生活ができる。 

3. スペイン語レベル

求人数に対して求職者の方が少ないため、スペイン語レベルのハードルは比較的低いようです。とはいえスペイン語能力試験DELEのB2ぐらいのレベルを求めている企業が多数。B2の試験はなかなか難しいです(あくまで個人の感想)。DELEを持っていなくても日本人とメキシコ人の間に入って問題なく通訳ができるレベルがあればそれをアピールすれば問題ないでしょう。専門用語は正直なところ日本語でも知らなかったりするので、初めから心配する必要はないです。

4. 住宅補助や食事補助の有無

企業によっては会社が住居を用意してくれるところもあるようです。そうでない場合も安全を考えて会社の指定したエリアに住むように指示されたりと、何かときまりのある場合もあるので、渡墨後の家探しについては事前に確認したほうがよいでしょう。食事補助はスーパーなどで使える金券(クーポン)のようなものや、金額をチャージされたカードで支給されることも。

5. メキシコの社会保険

メキシコにも積立年金のようなものがあり給与から天引きされる。定められた年齢になると外国人でも受け取れることができるようです。

また、メキシコで就労する場合は国民保険のIMSSへの加入が義務付けられており、加入することによってサービスがうけられる。診療は基本的に無料だが、病気やけがなど緊急で病院に駆け込んでも長い時間待たされたり、あまり良い扱いはされないので覚悟が必要。心配なら自分でも別途保険に入っておくのが無難。

6. 高額医療保険

加入したことがないため実態をよく知らないのですが、就職先によっては加入できるところもあるようなので、自己負担なのか会社負担なのかも合わせて確認してみましょう。

7. クリスマスボーナス

メキシコにはクリスマス前に支給されるアギナルドというボーナスがあります。日本のように給与の何か月分とかではなく、日数分で支給されるので確認しましょう。

余談ですがアギナルドの時期になると買い物する人が増えるため、どろぼうが増えたり一時的に治安が悪くなるとメキシコ人の元同僚が言っていました。盗まれないように気をつけましょう!

8. 決算賞与(PTU・Reparto de utilidades)

その年に利益が出ると決算後に何パーセントかが還元されるシステム。利益分配。その企業の売上高が高く、大きな利益が出ていればPTUの支給額も多くなるし、売上規模の小さな会社だとPTUの額もさみしかったりするので、企業選びの際には頭の隅にでも入れておくとよいでしょう。

9. 就労ビザ取得

ほとんどの会社がサポートしてくれる。渡航前に領事館での面接があったりと、なにかと準備が必要なので覚えておこう。

10. 休日

メキシコの法定祝日はたったの6日しかない。祝日の多い日本人からするとけっこうショックを受ける。しかし日系企業の場合、融通をきかせてくれて一時帰国するための有給休暇を与えてくれる場合があるので必ず確認しておきたいところ。

● さいごに

2010年に私が初めてメキシコで仕事探しをしたときは、とにかくメキシコで働いてみたいという一心だったので、ある程度自分のスキルを活かせる仕事なら何でもいいと思ってました。しかし地方都市へ就職したのちに生活がだんだん落ち着いてきたころに、もしかしたら給与面で失敗したかもしれないと思うようになり、結局のところ転職を考えることとなってしまいました。

この記事で紹介した項目をおさえておけば、面接の段階になってもスムーズに質問もできると思うし、メキシコのことをよく調べているんだなという印象をもってもらえるかもしれません。

よいお仕事とめぐり会えますように!

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

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